胡蝶蘭はアジア太平洋地域におけるデュメン・オレンジの期待の品目
デュメン・オレンジの胡蝶蘭プログラムは、アジア太平洋地域におけるビジネスパートナー及び顧客に対し、健全で長期的、そして持続可能なビジネスを築き上げています。
デュメン・オレンジは長年にわたりアジア太平洋地域で活動してきました。2017年に台湾SOGOを買収し、2018年までは台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ミャンマーに花苗を販売、また2019年以降は顧客が選定した品種に基づき、クーリング計画を開始しました。そして2020年には選定した品種がターゲット市場で脚光を浴びることとなり、2021年からは受注が始まっています。なお、2021年以降、当社は中国のトライアルパートナー企業3社に対し植物資材を配給しており、今後はさらに多岐にわたる胡蝶蘭の品種を提供するとともに、トライアルを行うことも検討しています。
「デュメン・オレンジの胡蝶蘭育種プログラムは、ハイレベルな選抜基準と併せて、アジア太平洋地域の顧客に対する幅広いイノベーション性も兼ね備えています。」と語るのは、Chao Yi Lin(チャオ・イー・リン)トロピカル・プロダクトマネージャー。また、彼女は「ヨーロッパのサプライヤー達と比較した場合のもう一つの大きな特徴として、当社の胡蝶蘭は育種と生産を行う拠点がアジア地域の台湾にあるため、アジア太平洋地域に特化した品揃えを提供してる、という点があげられます。」とも語っています。
デュメン・オレンジは、オーストラリア、中華圏、ベトナムを中心としたアジア太平洋地域における複数の市場に対し、さまざまな製品形態の植物を提供しており、近年では顧客の収益性を最も高めるSKU(在庫保管単位)改良に力を注いできました。
また、当社はアジア太平洋地域におけるパートナー企業との連携に重点を置いております。組織培養や若木(P17)を提供することで、当社が育種した世界トップクラスの品種による恩恵をパートナー企業に届けられるよう、絶え間ないイノベーションと協力を通して、当地域における顧客のビジネスが繁栄していくことに貢献いたします。
Wen Yi Fen(ジェフリー)グローバル・リレーションシップ・ディレクター(蘭)は、「当社では市場でのパイロットテストを継続的に行うほか、台湾にあるショールームや3月のオープンハウス、同じく3月のTIOS(台湾国際欄花博覧会におけるコマーシャル品種のショールームなどの展示会を通じ、優良品種を目に見える形で紹介するようにしています」と言います。
デュメン・オレンジは、アジア太平洋地域の文化的多様性にあふれる市場において、ビジネスパートナーや顧客が必要とするものを理解し、国内だけでなくグローバル市場の変化や不透明性に向き合うための最適なビジネスソリューションを提供することで、献身的に支援していく姿勢を示してきました。
APACトロピカルアカウントマネージャーのGuan-Hua Lin(ジョージ)は、「成功例の1つは、オーストラリアにおける胡蝶蘭の主要顧客である「Orchid Emporium」です。」と言い、「過去2年間、弊社のビジネスパートナーであるOrchid Emporiumの市場における競争力と、変化に対する適応性を強化するために、多くの問題点を整理して改善を行ってきました。今後もローカル市場をターゲットとした成長と繁栄を確実なものとするため、このような活動を続けていきます。」と語っています。