エレン・マッケンバッハ=レイクマン、Dümmen Orangeの新CEOに就任
About Dümmen Orangeエレン・マッケンバッハ=レイクマンが、5月1日付けでDümmen Orange の最高経営責任者(CEO)に就任しました。エレンは、過去1年間にわたり移行期間を強くリードしてきたCEOのアンソニー・クリスティアーンセの後任となります。
エレンは2020年よりDümmen Orangeのエグゼクティブ・コミッティ(経営委員会)の一員を務め、最高人事責任者(CHRO)として、企業文化の構築やサステナビリティ戦略の推進、グローバル人事部門の統括に携わってきました。
Dümmen Orangeに加わる以前は、化学業界および流通業界で複数のマネジメント職を歴任しており、国際的な協働に強く注力してきました。
エレン・マッケンバッハ=レイクマン
「今こそ、当社が次のステップへ進む絶好のタイミングです。昨年、私たちは戦略を明確化し、現在はその基盤に基づいて本格的に前進を始めています。私たちは、当社が強みを持ち、確かなポジションを築いている製品セグメントおよび流通チャネルに注力することで、お客様の成功を支える高品質で革新的な製品を提供していきます。
同時に、業務の最適化とコスト削減にも継続して取り組み、お客様に最適な価格で最大の価値をお届けできるよう努めてまいります。イノベーションは当社のビジネスの核であり続けます。最先端の育種技術センターと高度な専門性を備えた人材により、最高品質の遺伝資源を継続的に開発できる体制が整っています。
CEOとしてこの素晴らしい会社に引き続き携われることを大変光栄に思います。チームと力を合わせ、私たちの知識・経験・革新性を結集することで、お客様ならびに花き園芸業界全体に貢献してまいります。」
アンソニー・クリスティアーンセ
「Dümmen Orangeでの実りある期間を、とても誇らしく振り返っています。優秀な社員、そして長年にわたりご信頼いただいているお客様に支えられた、素晴らしい会社です。この1年で私たちは確かな前進を遂げており、へレンとチームがこの方向性のもとで、会社をさらに成功へと導いてくれると確信しています。」
監査役会議長のヘンク・ピーテル・ファン・アッセルトは、アンソニー・クリスティアーンセ氏に感謝の意を表しました。
「アンソニーは、Dümmen Orangeが重要な転換期を迎える中、的確なリーダーシップを発揮し、組織を着実に導いてくれました。昨年の新オーナー体制の発足を機に、戦略に明確な方向性を打ち出し、その実行に向けた重要な一歩を力強く踏み出しました。あわせて、品質の向上、リスクマネジメントの強化、そして顧客満足度のさらなる改善においても、大きな進展が見られました。
現在、私たちは確かな基盤の上に立ち、明確な目標のもとで取り組みを進めています。エレンはすでにエグゼクティブ・コミッティーの一員として大きな貢献を果たしており、今後もこの流れを確実に継続してくれると確信しています。彼女のさらなる成功を、心より願っています。」
About Dümmen Orange
Dümmen Orange(デュメンオレンジ)ついて
Dümmen Orangeは、世界をリードする花き・植物の育種および生産の専門企業です。特許を取得した多種多様な観賞用花き植物の品種を取り揃え、世界中の生産者、卸売業者、小売業者に提供しています。
私たちは、より強く、より健康的で、美しさとパフォーマンスを兼ね備えた花や植物の開発に情熱を注いでいます。育種担当者たちは、最先端の研究に支えられながら、「色」「香り」「形」といった美的要素はもちろん、「耐病性」「収量性」「成長特性」といった生産上重要な特性の向上にも取り組んでいます。
100年以上にわたる歴史、世界トップクラスの研究開発チーム、そして自社の増殖拠点とグローバルなサプライチェーンを活かした多角的なネットワークを通じて、Dümmen Orangeは、育種における革新的な技術と豊富な業界知識により、国内外で高い信頼を得ています。本社はオランダ・デ・リアに所在し、世界で5,300名の従業員が働いています。