12月 06, 2022

切り花マムの展示会で新境地を開拓したデュメンオレンジ

切り花マム展示会で新境地を開拓したデュメンオレンジ

 11月に愛知県で開催された切り花マム展示会において、デュメンオレンジは既存品種から日本初公開品種を含む約80品種を展示し、来場者から大いに好評を得ました。このイベントでは、主に生産者向けに作付け段階のマムが豊富に展示されており、訪れた関係業者は圃場内に並んだ様々な品種に触れ、咲き誇る花々の姿に魅了されていました。

 コマーシャルディレクターとして日本・韓国を担当する小原哲也は「デュメンオレンジは4年前、日本市場向けにマム品種改良プログラムを変更しましたが、その成果が近年出始めてきています。今後も病害虫に強い“イントリンサ”品種をはじめ、日本市場に合ったマム新品種の開発・販売を続けていきます。」と語っており、日本の花き市場への貢献を目指しています。

 今回の展示会ではパステラシリーズが広く紹介され、会場入り口に設置されたディスパッドマムとスプレーマムの両方を使用した印象的なディスプレイは、来場者にパステラの多彩な栽培イメージをお届けしました。また、パステラシリーズ以外でも、黄色スプレーマムの新商品「ガンマ」は茎葉の形成の良さと品質の高さで生産者から好評を博し、「ルビースター」、「パープルスター」、「カルマピンク」についても花色や形状の良さが高い評価を得ました。

 また、デュメンオレンジの日本チームとAPACマーケティングチームが協力し、オランダのマム専門家であるハロルド・ヴァン・ジェニップが加わって開催したことも今年の展示会の特記すべき点です。そして何より、当社が厚い信頼を寄せる生産者である、渥美スプレーマム出荷連合の近藤恵一氏のサポートを受けて成長した美しいマムが、展示会の成功を支えたことは言うまでもありません。

 3日間の開催期間中には、全国各地から前年比30%増の150名を超える来場者があり、その中には展示会場から900kmも離れた九州地方の生産者も含まれています。営業担当者は来場者一人ひとりと面談して情報交換を行い、ハロルドはお客様にその優れた商品知識をお届けすることができました。APACマーケティングマネージャーのジンウェン・ヅウは「来場者の方々が1時間以上も共に新品種について学び、その美しさに触れ、感想を語り合ってくださったことに感動しました。 花を通じて人々とコミュニケーションを取っていることについて、あらためて喜びを感じました。」と語っています。

 デュメンオレンジは、アジア太平洋地域のお客様に継続して利益をもたらす革新的な製品とサービスを提供し、花き育種におけるリーディングカンパニーとなることを目指しています。